ダイソンの空気清浄機能付きファンヒーターPurifier Hot+Coolシリーズの2つのモデル、HP07とHP09を徹底比較しました。それぞれのモデルの魅力と違いを細かく検証していきます。
2021年春に登場したHP07と、その後の2022年秋に発売されたHP09は、冬には暖房器具として、夏には扇風機として使える多機能性が特徴です。さらに、通年を通して空気清浄器としても機能します。
これら2つのモデルの主な違いは次の4点です。
画像をクリックすると楽天にリンクしています
HP09の特徴として、ホルムアルデヒドを効率的に検出し、それを安全な水と二酸化炭素に変換する機能があります。
一方、HP07にはこの機能はありません。また、運転音に関しては、HP09の方が若干大きめです。
カラーバリエーションについては、HP07は3色から選べますが、HP09は1色のみとなっています。
この記事では、HP07とHP09のこれらの違いを更に詳しく説明していきますので、ぜひ最後までお読みください。
▼ホルムアルデヒドを検出するダイソンHP09空気清浄機付きファンヒーターの在庫はこちら
▼HP09より安値のダイソンHP07空気清浄機ファンヒーターの在庫はこちら
ダイソンHP07とHP09・あなたに最適なのは？
ダイソンの空気清浄ファンヒーター、HP07とHP09の比較ポイントは以下のようになります。
これらの点について、各モデルの詳細な特徴を解説していきます。
HP09の進化したホルムアルデヒド対応機能
画像をクリックすると楽天にリンクしています
HP09は、ホルムアルデヒドを効果的に検知し分解する能力を持っています。
このモデルに備わったセンサーはホルムアルデヒドを感知し、それを専用の触媒フィルターで水と二酸化炭素に変えます。
ホルムアルデヒドは空気中に放出され、目や喉の刺激、咳などを引き起こす可能性があります。
これらの症状は、特に免疫力の低い人にとって重要な問題です。
HP09に搭載されたホルムアルデヒドの検知・分解機能は、健康を意識する人々にとって非常に価値があります。また、この機能に必要な触媒フィルターは定期的な交換の必要がなく、手入れも楽です。
HP09はHP07よりも動作音が若干大きい
HP09はHP07に比べて動作時の音が大きいと言われています。
以下はHP07とHP09の運転時の音のレベルです。
| HP07 | HP09 | |
| 空気清浄モード | 23.8dB/ 48.6dB | 23.5dB / 48.9dB |
| 温風モード | 30.4dB / 40.8dB | 34.4dB / 44.2dB |
空気清浄モードの場合、HP07とHP09の音量差は僅かですが、温風モードではHP09の方が最小でも最大でも約4dB大きいです。
一般的に40～50デシベルは通常の音量とされますが、音に敏感な人にはこの小さな差が気になることもあるでしょう。
HP07の豊富なカラーバリエーションとHP09の特別なカラー
HP07とHP09では、色の選択肢に大きな違いがあります。
HP07は「ホワイト＆シルバー」「シルバー＆ブルー」「ブラック＆ニッケル」の3つのカラーオプションを提供していますが、HP09は「ホワイト＆ゴールド」カラーのみです。
画像をクリックすると楽天にリンクしています
これはHP07の「ホワイト＆シルバー」カラー。空気を送り出す部分が白く、残りの部分はシルバーでデザインされています。
画像をクリックすると楽天にリンクしています
次に、HP07の「シルバー＆ブルー」。中央部分がブルーで、上部はシルバーで仕上げられています。
画像をクリックすると楽天にリンクしています
HP07の「ブラック＆ニッケル」カラー。全体的に黒を基調としていて、中心部は銀色のニッケルが映えます。
画像をクリックすると楽天にリンクしています
そして、HP09の「ホワイト＆ゴールド」。空気を送り出す上部は白く、中央部分はゴールド、その他はシルバーで構成されています。
これらのカラーバリエーションから、ご自宅のインテリアや個人の好みに合わせて選択するのも素敵です。
HP09はHP07よりも価格が高め
HP07とHP09の価格を比較すると、HP09の方がやや高価に設定されています。
2024年1月1日時点での主要なオンラインショッピングサイトでの最安値を調べました。
| HP07 | HP09 | |
| 楽天市場 | 66,502円 | 78,110円 |
| Amazon | 70,299円 | 79,980円 |
| Yahoo！ショッピング | 68,100円 | 77,777円 |
HP07とHP09の間には約1万円前後の価格差があります。
この差は、HP09がHP07よりも新しい機能（ホルムアルデヒドの検知・分解機能）を搭載していることや、発売時期が新しいことでの価格差だと思いますが大きな差ではないですね。
ダイソンHP07とHP09：どちらを選ぶべきか？
ダイソンのHP07とHP09はどのような方に最適かを検討してみましょう。
適したユーザーに応じて「HP07が向いている人」と「HP09が向いている人」に分けてご紹介します。
HP07をおすすめな人
▼HP09より安値のダイソンHP07空気清浄機ファンヒーターの在庫はこちら
HP07をおすすめする理由をご紹介します。
- 静かな運転を好む方
- 「ホワイト／シルバー」「シルバー／ブルー」「ブラック／ニッケル」のカラーバリエーションを選びたい方
- 予算に配慮している方
HP09がおすすめな人
▼ホルムアルデヒドを検出するダイソンHP09空気清浄機付きファンヒーターの在庫はこちら
HP09をおすすめする理由をご紹介します。
- 赤ちゃんがいるご家庭
- 高齢者や免疫力の低い方がいるご家庭
- 「ホワイト／ゴールド」の特別なカラーを望む方
ダイソンHP07とHP09の共通機能について
ダイソンのHP07とHP09は、以下のような多くの共通点を持っています。
- 高性能フィルターによるウイルス、カビ、悪臭の除去機能
- 花粉を99％以上除去する性能
- 効率的な空気循環で部屋全体を清潔に保つ
- 暖房、扇風機、空気清浄機の3つの機能を年中使用可能
- 360度回転機能で部屋全体にきれいな空気を分散
- 静かなナイトモードで睡眠の質を向上
- 室内の空気状態をリアルタイムでモニタリング
- メンテナンスの簡単さ
- A4サイズ程度のコンパクトな設計
これらの機能に関しては、さらに詳しく説明していきます。
革新的なフィルターシステムで細菌、カビ、臭いを除去
画像をクリックすると楽天にリンクしています
ダイソンのHP07とHP09は、HEPAフィルターと活性炭フィルターを組み合わせた革新的なフィルターシステムを搭載しています。
このシステムにより、「細菌」「カビ」「花粉」「ハウスダスト」「ウイルス」や「車の排気ガスから発生するベンゼンや二酸化窒素などの有害ガス」「さまざまな悪臭」など、様々な有害物質が効率的に取り除かれます。
使用されているHEPAフィルターは、半導体や精密機器製造の現場でも採用される高精度なフィルタリング技術を誇り、pm0.1レベルの極めて小さな粒子を99.95%除去します。
pm0.1の大きさは、人間の髪の毛の直径の1000分の1以下、スギ花粉の300分の1程度と非常に微細です。
このフィルターシステムは、ウイルス、カビ、ハウスダスト、自動車の排気ガスなどの微細な粒子を高効率で捕捉します。そして、捕捉された粒子は製品内に完全に封じ込められ、外部への放出を防ぐため、常時清潔な空気が供給されます。
この製品は空気を徹底的に浄化し、花粉が飛ぶ季節やペットがいる家庭、アレルギーをお持ちの方でも安心してお使いいただけます。
花粉除去率99％以上を誇る性能
HP07とHP09は、様々な物質を除去する能力に優れていますが、特に花粉除去に関しては、JAPOCに認められた性能を持っています。
JAPOCは「花粉問題対策事業者協議会」の略で、同協議会が定める厳しい基準を満たした製品にのみ「JAPOCマーク」が授与されます。
ダイソンのHP07とHP09はこの認証を受けており、花粉除去率が99％以上であることが証明されています。
このJAPOCマークは、花粉症対策の効果だけでなく、使用感の良さについても評価されて授与されるため、HP07とHP09は効果的かつ使いやすい製品であることが保証されています。
室内空気を効率的に浄化する強力な循環機能
ダイソンのHP07とHP09には、特許取得のAir Multiplier™技術が搭載されています。
この技術により、部屋の隅々まで空気を循環させ、室内のあらゆる汚れや微粒子を効果的に吸い取ることができます。結果として、部屋全体の空気を綺麗に保つことが可能です。
オールシーズン対応の多機能性
画像をクリックすると楽天にリンクしています
HP07とHP09は、年間を通じてその機能性を発揮します。空気清浄機として常時稼働する一方で、寒い季節には暖房器具として、暑い季節には涼風を送る扇風機としても利用できます。
加えて、直接風を感じたくない場合のために設計された「ディフューズドモード」も備わっており、空気清浄専用としても使用可能です。
全方位に清潔な空気を届ける350度首振り機能
HP07とHP09は、最大350度の広範囲にわたる首振り機能を搭載しています。これにより、設置場所に関わらず、部屋中の隅々まで清浄な空気を送り届けることができます。
睡眠の質を高めるナイトモード
画像をクリックすると楽天にリンクしています
これらのモデルは、就寝時に最適なナイトモードを装備しています。夜間はディスプレイの明るさが控えめになり、低騒音で運転されるため、睡眠中も快適に空気を浄化できます。
室内の空気状況をリアルタイムでチェック
HP07とHP09は、内蔵された3つのセンサーにより室内の空気質を常に監視しています。
ディスプレイでは12秒間の空気の状態が表示され、pm2.5以下の細かな粒子やpm10以下の粒子、有害ガス、ニオイなどの存在を検知し、表示します。さらに、室内の温度や湿度のチェックも可能です。
簡単メンテナンス
画像をクリックすると楽天にリンクしています
ダイソンのHP07とHP09は、手間のかかる水洗いや掃除を必要としません。
空気清浄に必要なHEPAフィルターは年に1回の交換が必要ですが、古いフィルターを簡単に取り外し、新しいフィルターに交換するだけです。
フィルター交換のタイミングが近づくと、デバイスのディスプレイに通知が表示されます。
スリムなサイズ設計
HP09とHP07はサイズが同じで、高さは76.4cm、奥行きと幅はそれぞれ24.8cmです。
これはA4サイズの用紙程度のスペースに収まるコンパクトさです（A4サイズは21cm×29.7cm）。
追加の便利機能
画像をクリックすると楽天にリンクしています
これらのモデルには以下の便利な機能も搭載されています。
- 自動温度制御機能で無駄な加熱を防止
- 過熱時や転倒時に自動的に電源がオフになる安全機能
- リモコンを本体上部に収納可能
- MyDyson™アプリで遠隔から空気の状態をチェックし操作可能
- 音声コントロールでハンズフリー操作が可能
ダイソンHP07とHP09比較！違いやおすすめは？空気清浄機付ファンヒーターについてのまとめ
ここまでダイソンのHP07とHP09の違いを見てきましたが、主な違いは以下の4点です。
「HP09にはホルムアルデヒドの検知・分解機能がある」と「HP07はよりコストパフォーマンスが高い」という点が重要です。
ホルムアルデヒドは人体に影響を与える可能性があるため、小さなお子様や高齢者がいる家庭にはHP09がおすすめです。
一方、価格差はHP07の方が1万円ほど安値です。少しでもお安く購入したい方に適しています。（2024年1月1日時点）。
一般的な家庭ではコスト面で有利なHP07を、免疫力の低い方がいる家庭には機能面で優れるHP09をおすすめします。
ダイソンの空気清浄ファンヒーターHP07とHP09、ぜひチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
▼ホルムアルデヒドを検出するダイソンHP09空気清浄機付きファンヒーターの在庫はこちら
▼HP09より安値のダイソンHP07空気清浄機ファンヒーターの在庫はこちら
